鹿北製油では、代々引き継がれてきた機械や道具達を、今も大切に使い続けています。

表記があるもので昭和20年代、表記がないものは大正~明治時代から使われているものもあります。

本日は、なたね工場の焙煎釜の修繕とメンテナンスを行いました。

この釜は、なたね油の風味を引き立てる独特の焙煎方法を支える、いわば“縁の下の力持ち”。

鋳物の重厚な構造、まき火での火加減を直接感じながら調整できる造りなど、現代の自動化設備にはない「職人の手」が生きる道具です。

とはいえ、70年以上働き続けてくれている釜。定期的なメンテナンスは欠かせません。

本日は、釜の部品の修繕とメンテナンスを行いました。

部品の一部はもう手に入らないため、手作業で修理することもあります。

この焙煎釜が生み出すなたね本来の香りと、コクのある味わい。

「昔ながらの油って、こんなに美味しかったんだ」と言ってくださるお客様の声に、私たちはいつも励まされています。

これからも、この焙煎釜とともに、変わらぬ味をお届けしてまいります♪